紛争中の中東「パレスチナ」から「E44OM」局が9月13日~22日の予定でオンエアーを開始した。数日前に国連がパレスナとイスラエルの2国共存を採択したことと関係するのだろうか。

「E44OM」局はイスラエルとの紛争中のパレスティナの西岸(ヨルダン川西岸地区)から運用を開始しているようだ。 9月14日の夜、28MHz/FT8で「E44OM」が出ていたが当局は受信できずコールすることも出来なかった。

9月15日午後、21MHz/FT8で比較的強い信号で入感した。当局もコールしたがJAの激しいパイルの壁を破ることができず交信は出来なかった。特に週末や休日は局数が半端ではないので当局のような弱小局は平日を狙うしかない。今回、アンテナ設備も揃っていそうであり期待が持てる。
「E44OM」は各バンドにオンエアーしており、後1週間あるのでどこかのバンドで交信できないか強い期待感を持っている。

当局は過去一度も「パレスティナ」を受信・交信したことがなく、もし交信ができれば全くのブランドニューカントリーになる。当局が半世紀以上前、アクティブに運用していた時はパレスティナのカントリーはまだ存在せず、その後、長年QRT(休局)していたので「E4」が出来た時は交信できる環境にいなかった。
それ故、当局には「パレスティナ」は初なので是非、交信したいものである。中近東は電波伝搬上は特段問題はなく、平和が訪ればいつでも問題なく交信できる筈である。1日も早くそのような時が来るのを願っている。
ヨルダン川西岸地区、あるいは単に西岸地区 パレスチナ国の行政区画である。ヨルダン川の西側、ヨルダンとイスラエルの間に存在し、パレスチナ領域の一部を占めている。
